教員コラム<関山健准教授>
2019年4月から思修館の一員になりました関山健(せきやま たかし)です。社会人になってから20年余、その約半分の職業人生は財務省、外務省、NGOで過ごし、政策実務を経験してきました。残り約半分の社会人経験は、大学やシンクタンクでの研究あるいは教育です。
専門は国際政治経済学。貿易、投資、国際金融、環境、資源エネルギーなどを巡る国家間の協力や対立の因果関係を明らかにし、必要な解決策を提示することを目指す研究領域です。特に私は、国境を越えて生じる政治と経済の相互作用が、環境、経済、社会の持続可能性に与える影響に関心を持っています。
地理的には、外務省での東南アジア外交、NGOでの日中交流、日米中に関する研究など、アジア太平洋地域に関わる仕事を多くしてきました。また、一大学教員として、今も積極的に政府や自治体の政策形成に関わっています。
この思修館に集う皆さんと、特に、政府・国際機関等の政策に貢献したい人、躍動するアジアで活躍したい人、持続可能社会の実現に尽力したい人と、一緒により良い世界を創る知的貢献をしていきたいと考えています。
関山准教授の個人ページ
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2019年度第2回国際教育セミナーで
司会進行を務める関山准教授。