京都大学大学院総合生存学館(思修館)

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学生生活

最終更新日: 2023-04-20

グローバルリーダーに求められる異文化社会におけるリーダーシップ力を育成するために、学生同士が昼夜を分かたず切磋琢磨しながら、高い目標を達成し得る柔軟な力を培うための環境が不可欠です。
 
本学伝統の対話型高等教育研究を実施するため、学生が研究と学習に集中できる日常生活の場として、また熟議や講義のための場として整備しているのが、総合生存学館(思修館)独自の教育環境である合宿型研修施設です。研究と学習に集中できるよう、施設・設備面で様々な配慮を行うとともに、専任教員がメンターとして滞在し、日常生活のケアや課外活動を行うなど、学生の心技体の鍛錬にも力を入れています。
 
思修館の学生はこの合宿型研修施設に入り、異文化および異分野出身の学生と5年間にわたる共同生活を送る中で、交流と対話を通して互いに研鑽を重ねていきます。
 
合宿型研修施設は、京都大学吉田キャンパス内(医学部キャンパスの端)に第一研修施設「廣志房(こうしぼう)」と第二研修施設「船哲房(せんてつぼう)」、平成27年2月末から稼働している新しい施設、総合生存学館本館・京都大学東一条館(旧左京区役所跡地)の三階に第三研修施設、以上3施設を現在運用しています。
 
施設内にはたくさんの芸術作品も収蔵され、日本文化の中心都市「京都」に培われ受け継がれてきた多様な芸術と伝統を日々の暮らしの息吹に感じて、思索と学習に挑む環境を創り上げました。
 
また、思修館学生は、日中の研究教育活動の拠点として主に、総合生存学館本館として新しく建築された京都大学東一条館を利用しますが、京都大学の附属図書館や各部局の教育研究設備・資料はもちろん、廣志房のすぐ南にある橘会館もセミナー等開催場所として利用できます。
 
東一条館は総合生存学館教育研究施設として、最新の講義システムやweb会議システムなどを備えた講義室・セミナー室・教員室や、図書コーナーやディスカッションスペースを備えた自習室(ラーニング・コモンズ)、コミュニケーション・スペースなどを有し、研究・教育の場として、また学生同士・学生と教員の討論や交流の場として整備しています。

合宿型研修施設01

船哲房

1階


entrance
【玄関】

木材をふんだんに使用し、格子になった明るい玄関は和の雰囲気を醸し出します。

lounge
【ラウンジ1】

ここで語らい、情報交換をし、様々な異なる分野の専門をもつ仲間たちと、互いに切瑳琢磨する談話室兼食堂。

self_catering
【自炊室】

ラウンジの隣に位置し、充実した設備を整え、仲間と共に食からも広い見地と視野、アイディア発想力を育んでほしいと考えています。

2階以上


room
【居室】

落ち着いた色目のウォールナットでつくられた家具を配置し、各部屋に広いバルコニーもあります。

lounge02
【ラウンジ2、3】

2、3、4階に広く配置された開放感ある空間。東側の窓からは大文字と医学部構内を眺めることができます。学生の居室が面しており、情報交換や交流のスペースとして利用できます。

lounge03
【ラウンジ4】

2、3、4階に広く配置された開放感ある空間。東側の窓からは大文字と医学部構内を眺めることができます。学生の居室が面しており、情報交換や交流のスペースとして利用できます。

stairs
【木階段】

回廊から続く美しい木目が目を見張る木階段です。

廣志房

1階


light_garden
【光庭】

ライトウェル(光井戸)を導入し、中心部に光を取り入れると共に、飼馬桶の水溜めには雨水を取り入れて湧き出る泉のイメージとした。学生の粋な計らいで金魚も泳ぐようになり蓮の花の咲く季節はより一層季節と自然を感じられる空間になっています。

book_library
【グレートブックスライブラリー】

思修館理念が学べる古今東西名著の数々。畳の上でじっくりと思彗の時間を過ごせます。

seat
【座】

茶道を楽しむこともできる和室。時に仲間と、時に一人で、幅広い知識と深く確かな専門性を磨き、ゆったりと思索を巡らせる場所でもあります。

lounge04
【ラウンジ(セミナールーム)】

学生同士、学生と教員の語らいの場であり、熟議などのセミナーを開催する場であり、切磋琢磨の中心的な部屋です。

2階以上


room02
【居室】

建物柱梁と同様の木材スギ等で統一してつくられた家具を配置し、落ち着いた環境を提供します。

stairs02
【木階段】

柱梁はカラマツ・スギ材集成材、床はヒノキ材、国産材を用い、光をたっぷり取り入れられる構造の木階段です。

 

ラーニングコモンズ

総合生存学館のある東一条館には、学館の大学院生用のラーニングコモンズがあります。
個々の学生が作業できるデスクの他、学生同士の議論やワークショップ等を行うことができるスペースがあります。

 

長期履修制度

官公庁・企業等に在職している者(給与の支給を受け、職務を免除されている者を除く。)及び自ら事業を行っている者などフルタイムの有職者で、計画的に長期履修が可能な者は、入学決定後に、長期履修を申請できます。審査を経て長期履修学生として履修を許可された場合、修業年限を10年とします。
制度の詳細については、教務掛にお尋ねください。

 

 

(問合わせ先)
〒606-8306
京都市左京区吉田中阿達町1 京都大学東一条館1階 交通アクセス
京都大学大学院総合生存学館(思修館)事務部 教務掛
TEL 075-762-2002
E-mail: gsais-kyomu(at)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp *(at)は@に置き換えてください

(業務時間)
平日8:30~17:00(12:00~13:00を除く)
土曜日・日曜日・祝日、創立記念日(6月18日)、
8月第3週目の月曜日~水曜日、12月29日~1月3日は対応不可

京都大学大学院 総合生存学館

〒606-8306
京都市左京区吉田中阿達町1 東一条館1階
TEL 075-762-2001 / FAX 075-762-2277
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