HOME >  特色ある教育

特色ある教育

専門科目特別研究
 
国内外サービスラーニング
(インターンシップ)
産官連携特別セミナー「熟議Ⅰ・Ⅱ」
 
進級審査(QE1)
 
総合学術基盤講義「八思」
 
進級審査(QE2)
 
フィールドワーク(海外武者修行)
 
プロジェクトベースラーニング(PBL)
プロジェクトベースリサーチ(PBR)
修了審査
 
国際教育セミナー
 
   

専門科目特別研究

 特別研究を実施するにあたっては、各学生の出身学部の専門分野を考慮して、1・2年次は通常の研究科における修士課程に相当する専門科目(選択必修)を履修します。専門科目にはコア科目群を設定して階層構造を持たせるとともに、社会科学系科目と自然科学系科目のカテゴリー分けを行い、それぞれ選択必修とします。
 具体的な研究テーマは入学時に、学生と教員との議論を通じて決めます。特別研究 では、専門分野だけでなく、その研究成果を社会へ展開する将来構想(方法論や仮説設定)についても研究します。
 5年一貫教育の最初の1~2年次において自らの専門分野における専門教育を受講するとともに,自らが専門とする研究分野における特別研究を1~3年次に実施します。
 なお,専門分野の質の保証は,従来の研究科における専門教育における学位プログラムと同等の方法により実現します。

lecture08w


 

国内外サービスラーニング(インターンシップ)

 特別研究として、ボランティア活動を実践してその精神を学ぶだけでなく、リーダーとして様々な立場と視点および文化・社会習慣を理解して行動できるように鍛錬するのが、サービスラーニング(インターンシップ)です。1年次は国内で、2年次は国外で実施します。
 国内(1年次)においては、京都市近隣の自治体等の協力を得て、福祉施設などで奉仕活動を行い、実習報告書の作成と発表会を通じて個別体験の共有化を図ります。多様で調和のとれた社会の持続的発展には、弱者への心配りができ、進んでボランティア活動を行って様々な人々と社会経済活動を営む志と経験をもった人材が必要です。福祉施設でのインターンシップを通じて、他者を思いやる心、規範意識と社会性、ならびに人間力と行動力を兼ね備えたリーダーにふさわしいマインドの育成を目的としています。
 2年次においては、国際協力機構JICAの協力を得て、文化・社会習慣の異なる海外でのボランティア活動等を行います。 期間はおよそ1か月とし、帰国後、報告書作成と発表会を通じて個別体験の共有化を図ります。異なる文化・社会習慣を持つ国で、様々な支援活動が行われている現場を体験することにより、日本人に求められていること、リーダーとしての在り方などについて考え、国際社会の多様な構造とそれに関連した人々の環境などについての理解を深めます。さらに、リーダーとしての判断と行動に係る知恵を修得することで、国際性を獲得する第一歩を踏み出し、学生が専門分野を社会で役立てる実効的方策について自ら熟考する機会を得ることを目的としています。
 成績評価にあたっては、多様な地球社会における文化と人間生活などを理解し、リーダーとして判断・行動し得るための経験を積むことができたかどうかを、
• コミュニケーション力、表現力
• 社会性・国際性
• 問題解決力・実践力
の項目ごとに評価し、レポートと発表会でのプレゼンテーションをもとに特別研究の指導教員と現地協力担当者が合議により行います。

abroad39wabroad18w


 

産官連携特別セミナー「熟議Ⅰ・Ⅱ」

 熟議とは,グローバルリーダーとしての意識向上と疑似体験に基づく演習です。産官の学外講師による産官連携科目を1年次・2年次に自由選択科目として配当し、学生の社会性の育成を図るとともに、今取り組むべき社会課題について調査研究を行う機会とします。詳細はこちら<リンク>。

lecture24w

 世界トップリーダーとの徹底的な議論、および疑似体験に基づく演習により、使命感・人間力とリーダーマインドを育成します。1年次には、国内外において活躍し実績をあげている産業界、官界、財界、国際機関のリーダーを学外講師(特任教授)として招き、講義に加えて、課題に対するディベートなどを行うことにより、問題意識の育成と深掘りを行います。2年次には、一人の熟議講師のもとで数回にわたる熟議を実施し、リーダーの考え方を学ぶとともに、決まった解のない課題をエビデンスベース(現場に即した、実証的な根拠に基づく方法)で解決できるよう指導します。

Seminar08w

 1年次には,世界において活躍し実績をあげている産業界,官界,財界,海外機関のリーダーを学外講師(特任教授)として招き、講義に加えて提起される課題に対するディベート等を行うことにより、地球規模の問題意識の発見と深掘りを行い、解決に向けての考え方の深化を図ります。

lecture11w

 さらに2年次には、特定の一人を講師として各界リーダーのもとで数ヶ月間にわたる熟議を実施し、リーダーの考え方を学ぶとともに、解が一つでない課題をエビデンスベース(現場に即した、実証的な根拠に基づく方法)で解決するよう指導します。
これら日本、世界のトップリーダーの講義と問答を通じ、リーダーマインド(リーダーとしての考え方や行動力、使命感と人間力、コミュニケーション力)の育成を図ります。

lecture27w


 

進級審査(QE1)

 2年次終了時には、1~2年次におこなった特別研究の内容をもとに、総合的な課題解決の基礎となる研究と知識に関する学位論文草稿の予備審査を行います。

Students04w


 

総合学術基盤講義「八思」

 1,2年次の課題発見/カリキュラム設計のための実践教育及びサービスラーニングにより得た問題意識及び将来の希望に基づいて,3年次には複数指導教員とメンターとともに学生一人一人に応じた,総合学術基盤科目を履修します。
 共通基盤科目の選択については、各自の基礎知識や専門性を考慮して、複数の専任教員がテーラーメイドで履修指導を行うとともに、俯瞰力を強化できるよう、必要に応じてメンター教員が他研究科の提供科目の履修をアドバイスします。英語による科目提供を充実させ、受講した講義内容を国際社会で実践的に使えるグローバル人材の養成に資するものとし、英語によるコミュニケーション力も重視します。
 総合学術基盤講義は学術8分野「八思」から構成され,様々な分野を俯瞰的に見通し,総合化できる能力などを支え,国内外のリーダーと十分に討議できる知識と提案力の基盤を育成します。 科目分野として,人文・哲学,経済・経営,法律・政治,語学,理工,医薬・生命,情報・環境に加え芸術の8分野から選択します。

lecture10w

lecture26wlecture23w


 

進級審査(QE2)

 1~2年次からおこなってきた特別研究の内容をもとに、3年次末には学位論文の草稿を作成します。総合的な課題解決の軸となるテーラーメイド型研究成果(学位論文草稿)の審査及び総合学術基盤科目と語学の審査と口頭試問を行います。
lecture03wlecture01w


 

フィールドワーク(海外武者修行)

現地で実践的に活用できる知識と経験を習得するため、4年次に各自の専門研究と研究成果を社会へ展開する将来構想に基づいて「フィールドワーク(海外武者修行)」として国際実践教育を課します。
海外武者修行では,世界視点での自らの位置取りと意識の改革に加えて,国際的リーダーとしての意識と責任感及び突破力を一体的に育成することを目的としています。また国際的に通用する総合力,社会性の育成,リーダーシップ能力の増進を図ります。
 
具体的には、国際機関や日本の機関の海外拠点などへ”特任研究員”として派遣し、派遣先の機関等と連携して、
• 調査、現状/動向分析
• 政策立案から政策運営および施策の実効性にかかる実態調査
• プロジェクトの計画、実施、評価
• 各種交渉への参加
• 成果の国際セミナー等での発表  など
といった内容を、実務を通して遂行しつつ、総合生存学に関するテーマを海外で展開し、課題解決策と実効的推進策の策定に向けて、実践的経験を理論化します。
活動場所は指導教員及びメンターと相談のもと学生自身の責任で選択しますが、長期カリキュラムのため指導教員がメールやスカイプで日常的に連絡をとり、必要に応じて巡回指導も行うなどの支援を行います。
評価は、「総合生存学に関わる自らのテーマを国際社会の中で展開し、その実践的経験を課題解決策および実効的推進策の定式化に活かせたか」という観点から、提出されたレポートおよび当該内容のプレゼンテーションをもとに、複数指導教員制度に基づき、合議により判定します。


 

 


 

プロジェクトベースラーニング(PBL)プロジェクトベースリサーチ(PBR)

 5年次は、1~4年次の特別研究ならびに特殊研究で得た成果と、それらを社会実装へ展開する将来構想、およびインターンシップやフィールドワーク(海外武者修行)などの海外実践教育での経験を活用した集大成として、学生自らが独自プロジェクトを企画立案し、国内企業と官公庁等の関係者を巻き込んで実行します。
 分野横断型・連還的に総合課題を解決する企画・実行力,交渉力,発信力の獲得を目的とします。
 5年次末までに、プロジェクトの結果をもとに、専門研究の研究成果を社会へ展開する将来構想、方法論、仮説の検証などを反映して、学位論文を完成させます。

abroad22w

 実施にあたっては、予算,実行にかかる人員の調達、関係各所との調整,法的及び経営的な作業などを学生自らが、リーダーシップを持って仲間と共に実行します。必要な資金は、本プログラムの独自公募により獲得するほか、諸団体や一般企業からスポンサーを募り、学生自身の手で資金獲得も行います。
 評価は、「分野横断的・連還的に総合課題を解決する企画・実行力、交渉力、発信力の獲得が十分になされたか」という観点から、提出されたレポートおよび当該内容のプレゼンテーションをもとに複数指導教員制度に基づき、合議により判定します。

abroad15w

5年次ワーキングペーパー

2016年度提出

李 信恵 「消費者インサイトと官能評価」
イノベーションとは、厳格な規律と競争的な市場の中で事業の成否を決定する要因の一つである。特に食品産業での製品イノベーションは販売と収益の増加や損失の減少のため、またベストセラー商品を開発するため必要不可欠な要素である。製品のイノベーションを起こすためには、基本的に二つの研究、市場調査と製品研究、が伴われなければならない。市場調査を基に業界環境の変化に効果的に対応し、市場のトレンドに合わせたビジネス戦略構築できる。製品研究は、品質の向上及び開発技術の進歩に貢献する。この二つの研究が調和を成す時に最高のイノベーションを導出できる。
本ワーキングペーパーでは、なぜ研究の両立とそれを活かした融合的なアプローチが新たな市場向けの商品開発に重要であるかを述べた。第一章では、市場調査や消費者の購買行動について日本食品市場における消費者インサイト結果と共に記述した。第二章では、感覚機能に関する基礎科学研究かつ消費者官能評価に焦点を当てた。これらを通して、革新的な商品開発のためには、消費者中心の観点から多方面の研究が鍵であると強調した。
[ワーキングペーパーicon_pdf]

白石 晃將 「思修館での5年間の軌跡と将来形成への寄与」
優秀な同僚と素晴らしいサポーターとともに歩んだ思修館での5年間は、非常に実りの多い学びであった。熟議Ⅰ/Ⅱ、国内/国外サービスラーニング、八思、海外武者修行、プロジェクトベースラーニング/リサーチと、各年毎にこなすべき課題を通して、責任感、使命感、またマネジメント力などグローバルリーダーとして備えるべき能力を獲得、向上させることができた。特に、最終2年間の海外武者修行とプロジェクトベースラーニング/リサーチでは、微生物学という専門を軸に、国内外でのプロジェクト施行において能力を大いに発揮できた。将来仕事をする上で何を優先事項とし、どのような環境で働きたいのかを具体的に考えることができたことも、思修館プログラムを履修したことによる大きな成果である。それは、①外部専門家との議論、②高い責任感を要する公式データ/情報の取り扱い、そして、③優秀な人材とともに国際的な環境で働くことである。これら5年間の学びを本ワーキングペーパーの中で振り返り、末尾として、思修館での学びを基盤に、地球規模での複雑化した問題を解決するため、グローバルリーダーとして活躍することを誓いたい。
[ワーキングペーパーicon_pdf]

山脇 大 「ロシアのエネルギー資源・経済・持続可能性 ―国内外の文脈における包括的分析―」
ロシアは世界最大のエネルギー資源国であり,国際エネルギー市場において重要なプレーヤーとして認識されている。加えて,国家と深い結びつきを有する国営企業による市場の席巻,旧共産主義圏の宗主国及び資源供給国としての役割,ヨーロッパとアジアに跨る広大な領土と網の目が如く敷設されたパイプライン等の地政学的要素もまた,ロシアにおけるエネルギー資源の特徴を際立たせているとえよう。一方で,ロシアにおけるエネルギー資源の開発は,経済成長のみならず,同国のイノベーションや産業構造にも影響を与えており,また同時に大気汚染の50%,表層水汚染の20%,二酸化炭素排出の70%を占める,主要な環境汚染源でもある。とりわけ,それは多くの石油・天然ガスを賦存する北極圏における開発動向と環境リスクの上昇にも顕著に表れている。加速するエネルギー資源開発と地球環境の危機を同時に迎える21世紀において,世界最大のエネルギー資源国ロシアの社会経済システムの持続可能性(sustainability),ひいては地球システム全体の持続可能性の行く末を左右するであろう ,ロシアのエネルギー資源に関する包括的理解は非常に重要となっている。このような文脈において,本ワーキングペーパーはエネルギー資源国のマクロ経済的状況とそれに関わる議論を踏まえた上で,ロシアのエネルギー資源を内的文脈と外的文脈から捉えなおす。その双方向からの分析に基づき,ロシア経済及び地球システム全体の持続可能性に関して学際的に接近を試みることで,将来的な持続可能な発展に対して立ちはだかる課題を抽出する。
[ワーキングペーパーicon_pdf]

 

修了審査

 5年間の修了要件を満たした場合に,博士(総合学術)の授与、または所属研究科・専攻の学位記に思修館プログラムを修了した旨の付記を、行う予定です。
Symposium09w

IntnlSympo02w


 

国際教育セミナー

 

年3、4回程度、国連・国際機関、政府関係機関等においてご活躍の方々を講演者としてお招きし、ご自身の経験にも照らしながらご講義を頂き、学生がグローバル・キャリア構築に必要不可欠な知識やスキル等について理解・習得することを目的とする。

 

第13回 2017.2.23 「国際開発金融機関の理想、現実、仕事と将来」
欧州復興開発銀行(EBRD) 東京駐在員事務所 所長 本間勝 氏
報告
第12回 2016.12.6 「グローバルリーダーになるには -国際機関で働く-」
経済協力開発機構(OECD) 開発協力局 シニア政策アナリスト 宮本香織 氏
報告
第11回 2016.10.6 「世界の人口問題と国連の役割」
国連人口基金 東京事務所 所長 佐崎淳子 氏
第10回 2016.7.1 「東アジア経済統合の現状と今後 -進むべき道とERIAの役割-」
東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA) 事務総長 西村英俊氏
第9回 2015.10.6 「グローバル人材の光と影」
公益財団法人フォーリンプレスセンター 理事長 赤阪清隆 氏
第8回 2015.8.7 「国際機関で働くには」
外務省 総合外交政策局 国際機関人事センター センター長 阿部智 氏
第7回 2015.5.27 「グローバルに活躍するためのキャリアパスについて」
経済協力開発機構(OECD)人事部 戦略ビジネス分析グループ長 宮迫純 氏
第6回 2014.10.10 「CLEAN, AFFORDABLE ENERGY FOR ALL: Some Fundamental Issues in Tackling a Complex, Integrated Challenge」
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス 名誉教授 グイン プリンス 氏
ポスター
第5回 2014.6.13 「Mandate and Employment Opportunities」
国際連合食糧農業機関(FAO) 日本事務所 所長 チャールズ・ボリコ 氏
報告
第4回 2014.5.21 「Achieving Resilience in a Time of Change: UNDP’s Work in the Arab World」
国連(UN)・国連開発計画(UNDP) UN事務総長補兼UNDPアラブ局長 シマ・サミ・バホウス 氏
ポスター
報告
第3回 2013.10.28 「国連で働くこと-UNDPを事例に」
国連開発計画(UNDP) 対外関係・アドボカシー局 特別顧問 河野 毅 氏
報告
第2回 2013.10.3 「グローバル経済の中の日本~将来のグローバルリーダーの挑戦~」
米国ピュー研究所 国際経済世論調査部門 ディレクター ブルース・ストーク 氏
ポスター
報告
第1回 2013.8.1 「大使の目からみたバングラデシュの現状ーバングラデシュ出発に先立ち学生たちへのエールー」
在バングラデシュ日本国大使館 特命全権大使 佐渡島 志郎 氏