ニュース 第12回国際シンポジウム「The Challenges of Transdisciplinary Education and Research: What Can Japanese Universities Learn from the European Experience」を開催しました。
2023年11月6日(月)、京都大学生存圏研究所生存圏未来開拓研究センターとの共催により、第12回国際シンポジウム「The Challenges of Transdisciplinary Education and Research: What Can Japanese Universities Learn from the European Experience」を京都大学東一条館とオンラインで開催しました。
第12回国際シンポジウムでは、昨年度に引き続き、学際的な教育や研究の課題について議論しました。学生イベントでは、総合生存学館に在学している70人の学生による研究コンセプト図についての発表が行われました。懇話会では、総合生存学館の8人の学生によるポスター発表が行われました。メインイベントでは、5人の講演者に学際的な教育や研究の具体的な事例を紹介していただきました。具体的に、Azumino Groundwater Governance Project(Prof. Takahiro Endo)、Decarbonized Society as a New System and Human Survivability Studies(Prof. Yuichi Ikeda)、Climate Protection Plan for the State of Baden-Wurttemberg(Prof. Ortwin Renn)、および Luneburg 2030+ as an Example of Real World Laboratories (Prof. Daniel Lang)などの事例が紹介され、それらの事例の成功要因の分析も行われました。最後に、パネルディスカッションでは5人の講演者が学際的な教育や研究の課題解決、およびヨーロッパの経験から日本の大学が学べる教訓について討論しました。
13時からのStudent eventでは2つの会場で学生の3分間ショートプレゼンテーションを行いました。
15時からのSocial gathering (incl. student poster presentations)では8名の学生がポスタープレゼンテーションを行いました。
以下は17時からのメインイベントの内容です。
村上章総合生存学館長の開会挨拶
Prof. Dr. Takahiro Endoによる基調講演1
Mr. Kazuhito Oyamadaによる基調講演2
Prof. Dr. Ortwin Rennによる基調講演3
Prof. Dr. Daniel Langによる基調講演4
池田裕一総合生存学館副学館長によるプレゼンテーション
全講演者によるパネルディスカッション
齋藤敬総合生存学館副学館長の閉会挨拶