関山 健 准教授の新著『気候安全保障の論理：気候変動の地政学リスク』が、日本経済新聞出版から出版されました。

『 気候安全保障の論理：気候変動の地政学リスク 』
関山健　著

240ページ
出版社：日本経済新聞出版
ISBNコード：9784296118137
本体価格：2,970円（税込）
ウェブサイト：https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/04/11/00767/

「気候安全保障」とは、気候変動が遠因となって起きる紛争や暴動から国や社会を守ることです。

関山准教授は、過去15年ほどの間に発表された数百に上る関連の学術論文、書籍、各種報告書などを参照し、気候変動と紛争との相関関係に関する定量分析の評価から、エネルギー転換や地球工学がもたらす地政学的な影響、アジア太平洋地域に焦点を当てた気候安全保障リスクの予測まで、気候変動の地政学リスクについて幅広く論じています。

なお、気候安全保障に関する関山准教授の最近の研究実績には、以下のような学術論文もあります。ご関心がありましたら、こちらも併せてお読みください。

“Climate Security and Its Implications for East Asia”
https://www.mdpi.com/2225-1154/10/7/104

“A Review of Climate Security Discussions in Japan”
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35886111/

“Review of Vulnerability Factors Linking Climate Change and Conflict”
https://www.mdpi.com/2225-1154/11/5/104