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ニュース 学館生のRassi Saminさんと金村 宗 准教授の共著論文が Energy Policy 誌 (Elsevier) に掲載されました。

学館生のRassi Saminさんと金村 宗 准教授の共著論文が Energy Policy 誌 (Elsevier) に掲載されました。

日本の電力市場(JEPX)で2021年に発生した価格スパイクの分析に関する論文『Electricity price spike formation and LNG prices effect under gross bidding scheme in JEPX』が Energy Policy 誌 (Elsevier) に掲載されました。
実証分析の結果、提案したモデルは2021年1月に発生したJEPX市場の電力価格スパイクを適切に捉えることができ、LNGスポット価格が電力価格カーブを上方にシフトさせることが示されました。エネルギー政策へのインプリケーションとして、電力価格のスパイクリスクを管理するには供給曲線の限界費用ではなく市場プレイヤーの入札行動に対するLNG効果を考慮すること、数ヶ月前のLNG価格ではなくLNGスポット価格の動向をJEPX市場の制度設計に考慮すべきであることが示されました。

論文
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0301421523001374
https://doi.org/10.1016/j.enpol.2023.113552

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