京都大学大学院総合生存学館(思修館)

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ニュース 河合 江理子 名誉教授、寶 馨 名誉教授・前学館長、積山 薫 学館長 による最終講義『総合生存学館と私』を開催いたしました。


2023年3月13日(月)、河合 江理子 名誉教授、寶 馨 名誉教授・前学館長、積山 薫 学館長 による最終講義『総合生存学館と私』を京都大学百周年時計台記念館1階百周年記念ホールで開催いたしました。時任 宣博 理事・副学長による挨拶のあと、山敷 庸亮 京都大学大学院総合生存学館教授の各先生方の業績紹介に続き、3名の先生から講演をいただきました。
 
積山薫先生は、今日までに行われてこられた研究、特に氏の代表的な研究である逆さメガネ実験や、楽器を用いた高齢者の老化防止活動などの社会実験について、詳しく話されました。
寶馨先生は、京都大学において、防災研究所から始まるGCOE-ARS, リーディング大学院安全安心、そして、総合生存学館長として思修館プログラムに関わられた経験と、今後大学として継続すべき方向性について講義されました。
河合江理子先生は、ご自身の世界での勤務経験を通じて、海外での博士学位をもつ人材のキャリアパスと、我が国でまだまだ博士号が十分認知されていない現状を報告されるとともに、総合生存学館修了生のキャリアパスに関するインタビュー分析結果を講演されました。
 
講演のあと、参加者との間で活発な質疑応答が行われました。議論・質問においては、修了生や、在校生からの質問に答えられ、例えば医学部学生からは積山先生の研究内容と、博士学位と医師資格との関係についての質問、卒業生からはご自身のキャリアにおいて博士学位の果たした影響や、今後社会の中で博士学位を有するものがどのように社会に貢献すべきか?などの観点から議論が深まりました。
 
講演された先生には、お世話になった学生達が花束を贈呈しました。
 
ZOOMによるオンライン配信も行い、リアル参加約80名、オンライン参加約110名、計約190名が参加されました。
 
当日のプログラムはこちらをご覧ください。


3名の先生を囲んで


時任 宣博 理事・副学長による挨拶

 
積山 薫 学館長による最終講義『脳と心の可塑性について』

 
寶 馨 名誉教授・前学館長による最終講義『総合生存学館と私 学際的・国際的大学院教育に携わって』

 
河合 江理子 名誉教授による最終講義『総合生存学館のチャレンジー思修館の成果ー』


全体質問

  
積山先生、寶先生、河合先生に花束を贈呈する岩嵜唱子さん、Sadaf Ismailさん、大村榛菜さん

  
閉会の挨拶(左から、川井 秀一 京都大学名誉教授、ディミター・ヤルナゾフ 京都大学大学院総合生存学館教授)


司会を務めた山敷 庸亮 京都大学大学院総合生存学館教授

京都大学大学院 総合生存学館

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