ニュース 第10回国際シンポジウム「Transdisciplinary Perspectives : “Well-being & Innovation” “幸せを支えるイノベーション”を考える 」を開催しました。
2021年11月22日(月)、京都大学大学院工学研究科、京都大学学際融合教育研究推進センターの協力を得て、第10回国際シンポジウム「Transdisciplinary Perspectives : “Well-being & Innovation” “幸せを支えるイノベーション”を考える 」をオンラインで開催しました。
シンポジウムは、積山薫 総合生存学館長の挨拶と基調講演で始まり、椹木哲夫 工学研究科長の基調講演のあと、意見交換を行いました。次に、総合生存学館と工学研究科の学生チームの発表では、総合生存学館の嘉澤剛さん、村岡俊季さん、佐藤啓明さん、安永温子さん、工学研究科の安藤悠太さん、吉野和泰さん、杉本祥悟さんの7名が発表しました。続いて、総合生存学館、工学研究科、学際融合教育研究推進センターの代表的なスピーカーによる講演があり、最後のパネルディスカッションでは、“幸せを支えるイノベーション”についてクロストークを行い、盛況のうちに終了しました。
Part 0
(左)積山薫 総合生存学館長の基調講演「Basic Conditions for Psychological Well-being(心理学的にみた幸福の基本条件)」
(右)椹木哲夫 工学研究科長の基調講演「Engineering Perspectives on Social Systems: Co-Creation of Values in “Lebenswelt”(工学から視る社会システム:生活世界における価値の共創)」
(左上・右上)それぞれの基調講演のあとに意見交換
(右下)Part 0、1、2で司会を務めた鍋田肇特定教授(総合生存学館)
Part 1
総合生存学館と工学研究科の学生チームの発表「Transdisciplinary Perspectives: “Well-being & Innovation”(幸せを支えるイノベーション)」
Part 2
(左)松野文俊 教授(工学研究科)の講演「Creation of Invisible Robots(消えるロボットを創りたい)」
(右)山敷庸亮 教授(総合生存学館)の講演「A Concept of “Core Biome Complex” for the Space Exploration and Terrestrial Conservation(宇宙開発と地球環境保全に向けた[コアバイオーム複合体]コンセプト)」
(左)田中一生 教授(工学研究科)の講演「Development of Advanced Materials through Interdisciplinary Approaches, “Chemicals-inspired Biomaterials”(異分野融合による先端材料創出-人工物模倣生体関連材料)」
(右)宮野公樹 准教授(学際融合教育研究推進センター)の講演「What is Interdisciplinary Fusion?(学際、異分野融合とは何か?)」
(左)金多隆 教授(工学研究科)の講演「Towards Sustainable Japanese Construction Industry – Benchmarking Japanese General Contractors & Global Big Tech -(持続可能な日本の建築生産-日本のゼネコンとグローバル企業の類似性-)」
(右)池田裕一 教授(総合生存学館)の講演「Proposing Kyoto’s Social Values to integrate a Divided World through the Collaboration of Human Survivability Study and Engineering Study(分断された世界の総合にむけて,京都の社会的価値観を生存学と工学の協働から提案する)」
Part 3
全講演者によるパネルディスカッション
モデレータを務めた齋藤敬教授(総合生存学館)(上段の左から2番目)