教員コラム<武田英俊特定教授>
2019年10月から思修館の一員となりました武田英俊(たけだ・ひでとし)です。今を去ること31年前、1988年に本学の法学部を卒業し、日本銀行に入行しました。日本銀行で、統計作成、金融機関とのRM、システム開発、海外向け広報など様々な仕事を経験した後、再び京都大学に戻って来ました。
これまでIMFへの出向も含め、国際収支統計の分野に長く関わってきました。思修館では、金融システムおよび金融政策を主に担当しますが、長年携わってきた国際収支や国際金融も含めた「広い意味での金融」という切り口で教育・研究に臨みます。また、思修館という様々な分野の達人が集まる恵まれた環境を活かし、達人との協同を通じて新しい価値を生み出していきたいと考えています。
次代を担う学生の皆さんとともに人類の未来を真剣に考え、地に足の着いた行動により着実にアイディアを実現していく。こうした取り組みに、これまでに蓄積した経験・知識を惜しみなくつぎ込んで取組んで参ります。
武田英俊特定教授。研究室にて。