海外武者修行として、4年次に8ヶ月程度国際機関等へのインターンシップを実施しています。
世界視点での自らの位置取りと意識の改革に加えて、国際的リーダーとしての意識と責任感及び突破力を一体的に育成することを目的としています。

プロフィール
名前   :羽尾一樹
専攻   :総合生存学 / 環境経済学
機関   :国際エネルギー機関(IEA)
派遣国  :フランス
派遣期間 :2017年4月1日~9月30日
現在の業務:分析官(インターン)
 
今年度始めから、国際エネルギー機関(IEA)で活動しています。IEAは、フランスのパリに事務局を構える国際機関で、石油危機後の1974年に経済協力開発機構内に設立されました。私はここ、IEAで二つの軸を中心に仕事をしています。一つ目は、「東南アジアエネルギー見通し」の執筆に関わることです。東南アジアを中心とするこれまでの研究や専門性を活かしつつも、大学での研究の視座と国際機関での分析の角度の違いを実感し、俯瞰的に考えながら進めています。二つ目は、IEAの非加盟国との連携に関わる仕事です。エネルギー安全保障や自然環境への影響の面で、アジアを中心とする新興国の重要性は著しい経済成長に伴って高まっています。IEAにとって、それらの国々とどう連携するかは喫緊の課題です。いわゆる国際機関の事務局としての役割を体感し、大学では決して得られることのなかった経験をしています。
 
「海外武者修行」は思修館の重要なプログラムであり、独特の位置づけを持っています。単なる職務体験という意味でのインターンシップに留まらず、自身の研究を社会にどう組み込んでいくかを考えるという目的を包摂しています。そのため、多々悩み苦しむことはありますが、一方で、あるいは、それ故に、将来につながる素晴らしい経験を得ることができます。
 
最後に、海外武者修行をこのように充実した形で行うことができており、お力添え頂いた方々にはたいへん感謝しております。同時に、まだまだ途上ですので、しっかりと成果を出して帰れるよう、引き続き努力して参ります。
 
2017年7月4日
羽尾一樹
思修館3期生


▲職場にて
 

▲住んでいるパリ国際大学都市内にある中央棟(食堂、図書館、劇場など)
 

▲OECDのサマーパーティーにて