海外武者修行として、4年次に8ヶ月程度国際機関等へのインターンシップを実施しています。
世界視点での自らの位置取りと意識の改革に加えて、国際的リーダーとしての意識と責任感及び突破力を一体的に育成することを目的としています。
2016年度の海外武者修行から帰国した、学生を一人ずつご紹介します。

プロフィール
名 前 :キーリー アレクサンダー 竜太
学 年 :4年次
専 門 :総合生存学/環境経済学、国際経済学
機 関 :International Energy Agency (IEA),
     Global Energy Policy Division
派遣国 :Paris, France
派遣期間:6か月(2016年4月~2016年9月)
機 関 :United Nation Development Programme Pacific Office (UNDP),
     Resilience and Sustainable Development Division
派遣国 :Suva, Fiji
派遣期間:5か月(2016年10月~2017年2月)
 
海外武者修行はいかがでしたか?業務内容を詳しく教えてください。
この一年間は、『研究と実務の関係』を強く考えさせられる一年でした。IEAやUNDPでの分析は、より実務レベルで有用となるアウトプットが求められ、私が現在博士課程で行っている研究のアウトプットのあり方を再考するとても良い機会となりました。IEAでは主にアジア・太平洋諸国のエネルギーセクターに関する様々な分析を行い、UNDPでは現行のプロジェクトの評価(Quality Assessment)業務、機関の20年間の活動をまとめたPublicationの執筆編集からデザインのマネージメントに取り組みました。
 
印象に残っている出来事は何ですか?
IEA, UNDPのどちらの機関もとてもオープンマインドでメリハリのある人が多く、やる時は効率的にやる、休む時は楽しくコミュニケーションを取りながら仲を深める、ということがごく自然に行われており、とても良い勤務環境でした。特にIEAでは、昼食時に30分程サッカーやバスケットボールをする集まり等もあり、そこで仲良くなった人達と話して、そこの繋がりから後に会議に呼ばれたり分析を任されたり、ということがありました。これからもこの学びを活かして、柔軟であること、オープンマインドであること、メリハリを持つことは常に大切にしていきたいと思います。
 
海外武者修行に関してアピールしたいポイントを教えてください。
大学院に入学して3年間研究をしっかりと行い、4年目に海外武者修行があるというのは大変意義があることだと感じています。研究と実務の乖離というものを感じることはよくあることだと思います。4年目に現行のプロジェクトに接し、より実務レベルで有用となるアウトプットが求められる環境に身をおくことで、アカデミックな研究の意味を一歩引いて考えることができます。私がこの経験から感じた自身の研究者・実務家としてこうありたいという姿は、複雑な現代社会に存在する課題を複合的なアプローチによって体系的に理解し、解決策を見出し(研究)、それらを実務へと反映することでより根拠のあるアクションをとって行く、というものです。この大学院ではそのような学びを行える素晴らしい環境があると改めて感じています。
 
最後にメッセージをお願いします!
たくさんの人のサポートのおかげで、国際エネルギー機関(IEA)と国連開発計画(UNDP)での一年間の海外武者修行を無事終えることができ、PBLとして国内で小水力発電のプロジェクトを自ら立ち上げることができました。いかに社会にインパクトを与えられる研究・活動を行っていけるか、その点をしっかりと念頭に置きながら、これからも精進して行きます。


▲IEA – オフィスにて
 

▲IEA – 各国のアナリスト,
インターンスタッフとの懇親会
 

▲IEA – 再生可能エネルギーに関する会議
 

▲UNDP – お世話になった上司との一枚
(サルサル – 伝統の首飾り)
 

▲UNDP – Team Leader宅でのクリスマス会