ニュース 第5回国際シンポジウムを開催しました。
大学院総合生存学館(思修館)では、平成28年11月21日(月)および22日(火)に、第5回国際シンポジウム「Disasters and Human Survivability: Enhancing Resilience to Risks Threatening the Future of Humanity」を芝蘭会館稲盛ホールで開催しました。
シンポジウムは、11月21日に総合生存学館の河合江理子教授を司会として、北野正雄理事(教育・情報・評価担当)、続いて川井秀一学館長による開会挨拶で始まり、以下のプログラムのとおり行われました。いずれも活発な討論が展開されました。
【11月21日】
1. 基調講演:「A Classification of the Risks Threatening the Future of Humanity」
Shahar Avin 研究員およびJulius F. W. Weitzdörfer研究員
(ケンブリッジ大学Centre for the Study of Existential Risk)
2. 講演1 :テーマ「将来の大災害のリスク」
総合生存学館 磯部洋明准教授
防災研究所 James J. Mori教授
(モデレーター:総合生存学館 山敷庸亮教授)
【11月22日】
1. ポスターセッションの趣旨説明:総合生存学館学生
2. 講演2 :テーマ「過去の大災害の歴史」
文学研究科 小山哲教授
総合生存学館 光山正雄教授
(モデレーター:総合生存学館 泉 拓良教授)
3. 講演3 :テーマ「経済学と経営学の観点から見る大災害に対するレジリエンスの強化方法」
マッコーリ大学Centre for Financial Risk Stefan Trück教授
一橋大学大学院国際企業戦略研究科 大橋和彦教授
(モデレーター:総合生存学館 金村 宗准教授)
4. パネルディスカッション:全講演者(モデレーター:山敷庸亮教授)
なお、11月22日の休憩時間中には、総合生存学館学生によるポスターセッションが行われ、最後は、総合生存学館のヤルナゾフ・ディミター教授(学館長代理)による閉会の挨拶がありました。
当日は、京都大学内外の学生や総合生存学館の学生・教職員など、約100名が出席し、災害と総合生存学について積極的な質疑応答が行われるなど、盛況のうちに終了しました。
川井学館長による開会挨拶▼
北野理事による開会挨拶▲
▼基調講演後の質疑応答
▼学生一人ひとりが、学生ポスターセッションの趣旨説明
学生ポスターセッションの様子▲
▼パネルディスカッションの様子