東一条館アート⑤
最終更新日: 2016-02-09
東一条館では9点の美術品を展示しています。
東一条館の完成時に、Art Meets Peopleさんから美術品を寄贈していただきました。
日本文化の中心都市「京都」に培われ受け継がれてきた
多様な芸術と伝統を日々の暮らしの息吹に感じて、思索と学習に励む環境を創り上げるためです。
第五回目にご紹介するのは
東一条館の建物の外で展示されている、2点1組の作品です。
「対話する石」
2012年
白御影石 彫刻
2点1組 大(H 70cm × W 50cm × D 30cm)
小(H 30cm × W 65cm × D 45cm)
佐野 賢 彫刻家
京都市立芸術大学名誉教受
1943年 京都府に生まれる
1968年 京都市立美術大学(現・芸術大学)彫刻科専攻科卒業
京都野外彫刻展出品、以後毎年京都彫刻家協会展に出品、京都市長賞(同’69年)
1969年 第1回京都彫刻新人展
1970年 第3回彫刻新人展 新人賞(府買い上げ)、京展賞
京都野外彫刻展出品、以後毎年京都彫刻家協会展に出品
1974年 京都市立芸術大学美学部専任講師
1992年 京都市立芸術大学美学部教授就任
2008年 退任
2009年 個展 ギャラリー中井 紺綬褒章受賞
2010年 個展 ギャラリーなかむら
2014年 個展 ギャラリーかもがわ
他 野外彫刻展、ギャラリー企画展、グループ展に毎年出品
京都市立芸大の教官として多くの人材を育てながら、石彫による抽象形態を追求し続けた。
夏も冬も校内に響く氏の槌音は京都芸大の風物詩にもなっていた。
氏の作品は、JR二条駅、大阪城公園、旧京都会館、近鉄京田辺ロータリー他多くの公共施設で見られる。