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池田裕一教授がUBRI Connect 2025 Awardを受賞しました

2025年6月、池田裕一教授が、Ripple社が主催する「UBRI Connect 2025 Award」において、教育者部門(Educator)で受賞しました。
この賞は、ブロックチェーン技術と社会との接点に関する教育・研究活動において、特に優れた貢献をした教育者に贈られるものです。池田教授は、ボルツマンマシンやパーシステント・ホモロジーといった手法を用い、AIによる暗号資産市場の異常検知に取り組むDAOシステムを開発しました。また、ブロックチェーン型エネルギープラットフォーム「EDISON-X」に機械学習による自動化機能を加え、XPRL上でスマートコントラクトを活用した分散型IDシステムの構築も行われました。
これらの取り組みに加え、経済産業研究所(RIETI)における暗号ネットワーク分析プロジェクトを主導し、京都大学においても学際的なブロックチェーン研究を継続的に展開しています。毎年開催される「Blockchain Conference Kyoto(BCK)」の企画・運営や、大学院でのブロックチェーン経済学の講義、学生の研究指導にも精力的に取り組んでおり、教育・研究の両面において大きな貢献が認められました。
なお、昨年の受賞者情報は、以下の「UBRI Connect」公式サイトの「2024 Award Winners」よりご覧いただけます。
https://www.ubriconnect.com/
今年(2025年)の受賞情報についても、近日中に同サイト上で公開予定です。