組織
総合生存学館は2013(平成24)年の春に新設された京都大学の大学院で、
平成23年度文部科学省
「博士課程教育リーディングプログラム」
オールラウンド型「京都大学大学院思修館」
に採択されており、その思修館プログラムの実施大学院です。
いわゆる大学院研究科のひとつにあたり、専任教員・職員のもと、学館の大学院生および思修館プログラム一期生として学生が在籍しています。ただし一般の研究科とは異なり、グローバル人材育成を第一目的とする5年一貫博士課程大学院で、一人ひとり異なる学問背景と将来への志望に応じた「テーラーメイド型カリキュラム」「複数指導教員制度・メンター制」を実施し、「総合生存学」という広い専門領域の総合学術の修得を指導します。
一般的な研究室としての機能はもたず、専任教員・協力教員によるテーラーメイド型の教育を行います。また専門分野の研究場所としては、指導委託先の他研究科研究室で自身の専門研究を行ったり、総合生存学館専任教員のもとで専門研究指導を受けたりするなど、学生によって様々にそれぞれ活動しています。そのため学館内専任教員だけでなく学内他分野からの協力を得て十分な数と体制の教員が指導にあたります。
さらに多様性ある思考力と実践力の育成を目指し、社会的課題の解決方法などに関して優れた識見と豊富な実務経験を持つ産官の人材が、学外教員として指導にあたるなど、それぞれの学生の専門性と志に即したキャリアパスをサポートします。