養成する人材
真のグローバルリーダー育成
総合生存学館(思修館)では、世界を見つめて課題を見出し、生存学における課題解決情報を、机上ではなくその問題が起きている現場に即して創出し、解決にあたって的確に判断・行動できる高度な専門的能力を身につけた人材の育成をめざしています。
そのために、大学学部などで身につけた学術に関する知識をベースに、文理にわたる幅広い専門的学識を積み重ねることで、多様な専門分野を俯瞰する力を培います。また、複数教員の指導と助言のもとで研究基礎力を養い、さらに国内外の社会実践で得られた経験知をモデル化して修得していきます。
ここで育成するのは、顕在化している個々の文化・産業・経済・国家など種々多様で複合的なグローバル問題の解決力だけでなく、人類や社会システム、地球社会などにおける今日的な問題の本質を理解して、生存学に関わる一体的な世界観・人間力・社会力をもとに自ら課題を設定し、その解決への営みを通じて、持続可能で創発力のある社会システム構築のためのリーダシップを発揮する力なのです。
独自のカリキュラムで、既存の学問や課題領域を束ねることができる、広い知識と深い専門性を両立させた柔軟性ある思考力と、高い使命感・倫理観を有するグローバルリーダーとしての責任を持ち種々のプレッシャーに耐える精神力を育て、さらには国内外での豊富な実践教育を通じて,「現場」での的確な判断力・行動力を備えた国際社会のトップリーダーを育成します。
キャリアパス
高い使命感、価値観、企画力、人間力、突破力、責任感を有し、国際社会のトップリーダーとして活躍できる確かな専門性と柔軟 性のある幅広い知識に裏付けられた総力戦を展開できる人材を育成し、学生の志に応じた多様なキャリアパスに対応します。 その将来に向けて、現在プログラム1期生がそれぞれの進路を見据え、OECD(経済協力開発機構), FAO(国際連合食糧農業機 関), CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機関), ERIA(東アジア・アセアン経済研究センター), IEA(国際エネルギー機関) などの機関でフィールドワーク(海外武者修行)を行っています。