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Graduate student referral

関 大吉 / 2016年入学生

所属 総合生存学館
専門 太陽物理学
研究室 理学研究科附属天文台

思修館での学びを通じて
ここ思修館で学ぶメリットは大きく分けて三つあると思います。

一つは異分野交流。異なる学問分野の人間と気楽に簡単に議論ができる環境というのは、単純に新たな知見が得られるだけでなく、自分の専門が学問群の中でどの位置に占めるのかも認識することができ、自分の視野を広げるのに非常に役立ちます。

二つ目は教育の質。思修館を含む京都大学の先生方は世界でも有名な超一流の先生方ばかりであり、自分の全く知らない学問分野の内容についてその分野の権威から学ぶことができます。

三つ目は社交力の養成です。思修館では既存の大学院と比較して、社会人の方と交流する機会がより多く設けられており、社交性において自分にたりない点を認識すると共に、将来社会に出て一流として活躍するには何が必要なのか、毎回新しい点に気付かされています。

以上三点のメリットに価値を見出せる人にとってこの大学院は世界でもトップクラスの教育機関であると自負しています。僕の場合、このような思修館での学びを通じて、互いのニーズが乖離しがちな研究者と実務者という二者の橋渡しができるような人間になりたいと思っております。

 

研究内容
高度に科学が発達した現代においては、太陽という一つの恒星が人類の生存を脅かす恐れがあります。普段、太陽はフレアという爆発を大なり小なり起こし、宇宙空間にプラズマや電磁波を放出しているのですが、数十年に一度大爆発を起こし、大量のプラズマと電磁波をばら撒きます。この大量のプラズマと電磁波により、人工衛星の故障、大規模停電、宇宙飛行士や飛行機搭乗者への高濃度放射線被曝が危惧されており、先進国、特に人工衛星を多く保持するアメリカでは国家規模でその対策が求められています。

この問題への一つの対応として、大爆発の予測があり、現在世界中の学者がそれについて活発に研究しています。僕もその一人として、統計的かつ物理学的アプローチによって大爆発のトリガーについて探求するとともに、地上望遠鏡のみを用いた大爆発予測方法の確立を目指して、日々研究に励んでいます。

 

論文
筆頭著者として、論文が天文学分野のトップジャーナル「The Astrophysical Journal Letters」に受理されました!(2017.05.31追記)
http://www.gsais.kyoto-u.ac.jp/blog/2017/05/25/20170525-3
https://arxiv.org/abs/1705.09041

 

個人サイト
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~seki/ja/

 

京都大学飛騨天文台太陽磁場活動望遠鏡(2016年8月)

 

国際学会 “United Nations / United States of America Workshop on the ISWI“ にて。(2017年8月)