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Graduate student referral

渡辺 彩加 / 2018年入学生

所属 総合生存学館
専門
研究室

自己紹介
渡辺彩加と申します。立命館アジア太平洋大学で国際関係論を学び、紛争予防・紛争後開発、特に難民問題に興味を持ち、卒業論文では、“How are European Countries are Corresponding to Syrian Refugee Crisis?” (日本語名「シリア難民問題に対するヨーロッパ諸国の対応策」)について執筆しました。その中で、「どうしたら人が笑顔で人生を全うできるのか」という命題を持ちました。「人が笑顔で人生を全うできる世界」を実現する力添えをするために、思修館では一つの分野に偏ることなく学び、幅広い視野を持ったグローバルリーダーを目指して精進してまいります。
 
研究内容
「国内避難民の受入と社会統合:ミャンマー少数民族児童を事例として」
 
ミャンマーは世界でも紛争が最も長く続いている国の一つであると言われています。1948年のイギリス植民地からの独立の直後から、内戦が始まりました。現在も紛争が続いているミャンマーの北部では、多くの国内避難民が発生しています。
国内避難民に対し、国連はキャンプを提供し、物資の支援を行なっています。約10万人の国内避難民が国連の提供するキャンプに避難しています。
しかし、その中で、国連のキャンプではなく、別の地域の寺院に避難している少数民族出身の国内避難民である児童らがいます。紛争から避難してきた少数民族出身の児童を受け入れている寺院はいくつかあり、また寺院ごとによって受入方法、社会統合への支援が大きく異なることが、2019年3月の現地調査にて明らかになりました。托鉢に行き、食料を得る寺院、NGOから食料・水支援を受けている寺院など、状況は様々です。
国連キャンプではなく、寺院に避難している国内避難民の少数民族の児童に対して、どのような支援が存在するのか、社会統合に必要な要素は何か、どのような過程が社会統合には必要なのか。上座部仏教の役割、寺院での生活を含めて、文献調査や現地インタビューなどを実施し、明らかにしていきます。
 
 

ミャンマー マンダレー管区 Shwe Gu Ni寺院に避難している児童らと寺院をサポートしている方と
 
 

Shwe Gu Ni 寺院でビルマ語や仏教をボランティアで教えている先生たちへのインタビューの様子