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平尾和正 / 2014年入学生

所属 総合生存学館 / 学際融合教育研究推進センター地域連携教育研究推進ユニット
専門 教育行政・官民連携・まちづくり
研究室 【総合生存学館】指導教員:川井 秀一 特定教授,惣脇 宏 教授 【教育学研究科】高見 茂 教授(比較教育政策学講座教育行政学研究室)
備考 現在休学中。一般社団法人 地域教育デザインラボを設立。代表理事。

思修館での学びを通じて
私は早稲田大学で地方自治について学んだ後、三菱ガス化学株式会社での4年間の勤務を経て、妻と娘を連れて京都へ移住し、思修館へと進学しました。
思修館では、教育行政を対象として、官民連携、まちづくり、非営利組織論等の観点から研究しています。
未来を生きる子どもたちにとってなぜ教育が必要で、何をどのような形で提供するのが望ましいのか、2020年の学習指導要領の改訂への経緯等でも見られるように、教育行政・制度のあり方は、時代、国、地域によって様々に議論されています。
教育については数多くの論点が存在しており、様々な論者が教育論を展開しています。そのような中、教育行政や制度のあり方を検討する上で最も重要なことは、特定のイデオロギーを廃して他者の考えを真摯に理解し、細分化された専門分野に偏ることなく社会的な動向を的確に捉える統合的な視点だと考えています。その意味でも、異なる専門分野を持つ仲間や先生方と熟議を展開する思修館の研究環境は、非常に刺激的であり、魅力的なものです。
私は、思修館で展開される総合生存学において、「社会実装」というのが非常に重要なテーマであると信じています。そのため、自身の研究から得られた結論を実践として社会に問うべく、「一般社団法人 地域教育デザインラボ」(http://www.eitc.or.jp/)を設立しました。この組織では、”Education In The Community”の理念のもと、大学や民間企業、市民団体などの地域に眠る教育資源を掘り起こし、学校・家庭教育などと結びつけることで、地域における持続的な生涯教育環境を構築することを目指しています。
このように理論的な研究にとどまらず、経営者として社会に研究の価値を問うチャンスを得られることは、自身のキャリアにとっても素晴らしい機会であると同時に、思修館の大きな魅力であると思います。
これからも、思修館の恵まれた環境に感謝しつつ、研究と社会実装の両面を意識しながら世界に有為な人材となるよう励む所存です。

 

研究内容
「教育行政における官民連携」を研究の軸としながら、経営学の理論を用いた教育CSRの分析、並びにまちづくり分野の官民連携手法であるエリアマネジメントを応用させた教育を核としたまちづくりの研究、また教育行政における非営利組織や教育主体の権限の差異等についての日英比較研究などを行っています。
現在は特に、民間企業や大学のSocial Responsibility(社会的責任)概念に着目して、多様な教育機会を提供する仕組みについて、理論・実践の両面から研究を進めています。