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Graduate student referral

夫津木 廣大 / 2015年入学生

所属 総合生存学館
専門 国際政治
研究室

思修館での学びを通じて

思修館には、多くの気づきがあります。しかし待っているだけでは、それらの気づきには出会えません。一歩踏み出したり、バク転したり、眼鏡をかけたり、地面を掘ったり、ひたすら待ったりすると、突然「あっ」と見つかります。時には自分と誰かのパズルのピースを持ち合わせることで、一つの絵になる気づきもあります。それは、ふと見上げるとそこにある、広い広い青空が胸に染みわたっていく嬉しさに似ています。思修館では、友と語り、先達者を追っかけ、知識を蓄え、いろんなロジックに触れることができます。その環境で研鑽を積むことで、世界を駆けまわる準備をしています。この環境を与えていただいていることに対する感謝の気持ちを忘れることなく、お世話になる方々に利子までつけてお返しをする人になります。

 

研究内容

私の研究は、人道支援と国際政治の関係性に新たな解釈を加えることです。「支援」という行為は、主体と客体の間にある関係性を基礎とした行為であると同時に、既存の関係性に何らかの影響を加えうる行為です。その影響力を「権力」という視点で分析することで、「支援」を政治的な概念に解釈することが可能と考えています。現在は、国際政治学の視座を基盤に、国際的な人道支援活動の権力的な側面を分析することを研究としています。現在において、人道支援活動は数多く行われているとともに、個別な「その人」の生存を確保する上で非常に有効な措置となっています。しかし、人道支援と呼ばれる行為の理念がゆえに、そこに潜む権力関係は見落とされてしまいがちです。現実から目を背けることなく、しかし哀しむ人が一人でも少なくなるよう希望は捨てずに、人が人を助けるという行為の意義を探求しています。

 

外務省専門調査員として滞在しているエジプトからの近況報告。(2017.12.05)

https://www.gsais.kyoto-u.ac.jp/blog/2017/12/05/20171205