関山 健 准教授の共著書『米中分断の虚実　デカップリングとサプライチェーンの政治経済分析』が、日本経済新聞出版から出版されました。
 
同書の中で、関山 健 准教授は、第４章「米中気候協力の行方」を執筆しています。
 
『米中分断の虚実　デカップリングとサプライチェーンの政治経済分析』
宮本雄二／伊集院敦／日本経済研究センター（編著）
 
出版社：日本経済新聞出版
ISBN：978-4-532-35892-1
並製/四六判/312ページ
言語：日本語
定価：3,080円（税込）
ウェブサイト：https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/35892
 
概要：
　本書は『技術覇権』(2020年刊)に続くタイムリーな米中関係分析です。米中のデカップリングの実像と背景、今後の展望に関する分析を行い、日本の対応を考えるうえでの材料を提供します。
 
目次：
序　章　米中デカップリング論への視点（宮本雄二）
第１章　米中技術覇権競争と日本の経済安全保障（鈴木一人）
第２章　米中ネットワーク競争と海底ケーブル（土屋大洋）　
第３章　コロナ禍とグローバル保健ガバナンス（詫摩佳代）
第４章　米中気候協力の行方（関山健）　
第５章　米国の中国脅威論と人的・文化的分断（小竹洋之）
第６章　米中分断下での日本のバリューチェーン（戸堂康之）
第７章　サプライチェーン見直しと中国の新構想（伊藤信悟）　
第８章　台湾にみる米中ハイテク分断の最前線（山田周平）
第９章　貿易摩擦下の米中金融交渉（関根栄一）
第10章　米中デカップリングとスタートアップ投資（上原正詩）
終　章　日本に求められる重層的アプローチ（伊集院敦）