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ニュース 水本憲治特定助教の新型コロナウイルスについてのコメントが、『世界』に掲載されています。

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「世界 2021年1月号」
岩波書店

水本憲治特定助教は、沖縄県が実施する新型コロナウイルス感染症の血清疫学的調査(*1)の分担研究者として、疫学統計解析を担当しています。また、同事業の疫学・統計解析委員会(*2)委員長として、他メンバーとともに、実効再生産数推定に加え、入院患者・重症・死亡患者数予測等を実施し、沖縄県に対し還元し、新型コロナウイルス感染症への流行対応に従事しています。
 
以下、水本憲治特定助教のコメント。
 
沖縄県における新型コロナウイルス感染症の第2波に、専門家として直面した内容が岩波書店「世界 2021年1月号」に取り上げられましたので、紹介させていただきました。
研究者としては、真に必要なエビデンスを研究成果として提示でき、また、政策意思決定の現場に還元できることを目標にしていますが、その一つの形と思っています。
 
また、この記事に描写されている方々は、2009年に流行した新型インフルエンザや2011年の東日本大震災の際にも共に対応にあたった旧知の上司・仲間であり、それぞれの立場で、この未曽有の感染症流行に対峙している姿が描写されています。ぜひご一読ください。
 
*1:正式名称「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する血中抗体価測定と反復横断調査を通じた血清疫学的調査による沖縄県における既感染者数の推定研究」
*2:委員会構成メンバー
    水本 憲治 京都大学大学院総合生存学館/白眉センター 特定助教
    大森 亮介 北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 准教授
    島川 祐輔 パスツール研究所 パーマネント・リサーチャー、熊本大学 客員教授
    永元 哲治 京都大学 情報学研究科 研究員
    松山 亮太 広島大学大学院医系科学研究科 助教
 
岩波書店 記事掲載 承諾済

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