▲講演の様子

        ▼国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 駐日代表の近藤哲生氏

 

司会を務めた、山敷庸亮教授▲        

▲参加者全員で記念写真

 

2017年12月18日(月)、京都大学東一条館において、全学部・学館生を対象に、国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 駐日代表の近藤哲生氏をお招きし、「SDGs : Future We Want」と題する国際教育セミナーを開催しました。
 
近藤駐日代表は講演で、ご自身の外務省と国連職員時代の経験談を織り交ぜながら、国連職員として現地で直面する課題をどのように解決してきたのかを、2010年から2013年のUNDPチャド事務所長としての具体的な経験を通じてお話していただきました。特に紛争が継続している国において、国の安全を高め教育を普及させ、そして女性の人権を守り経済の発展をもたらすために、結婚可能最低年齢の引き上げを提案し、それをチャド大統領に実現させた長い年月にわたるの体験は参加者に大きな感銘を与えました。
さらに、持続可能開発目標(SDGs)のそれぞれの目標と、なぜそれがいま国連で重要な目標として定められており、かつそれぞれの目標の達成をどのように行うべきかについて説明がありました。SDGsの実践については、講演後の質疑応答で参加者と大きな議論になりました。
 
また、UNDPを例にした国連職員のキャリアパスについても触れていただくなど、国際機関におけるグローバル・キャリア構築において、学生が自分の能力をどう社会的課題の解決につなぎ、実践していくのかを考えるうえで大変貴重な機会となりました。
 
なお、本講演会にはまた、全学部の学部生や大学院生のほか、来年度総合生存学館に入学予定の学生の参加もありました。さらに終了後は、学生有志による近藤代表に対する懇談会が開催されました。
国連開発計画(UNDP)と京都大学とは、2017年4月20日に包括連携協定を締結しておりこれまでに総合生存学館から3名の大学院生がインターンとしてUNDP海外事務所で研修を受けております。さらに来年度においても複数の大学院生がインターンとして研修を受ける予定です。
本国際教育セミナーの司会は、包括連携協定の窓口の山敷庸亮教授(専攻長)が行いました。