8月26日、東京理科大学で開催された東アジア科学教育学会で
総合生存学館4年生の長沼祥太郎さんがセッションのまとめ役となる指定討論者を務めました。
 
東アジア科学教育学会とは
日本、韓国、台湾、マレーシアなど、東アジアに位置する国の科学教育研究者、科学教師らが参加する
三日間にわたる国際学会で今回が5回目です。
シンポジウム、口頭発表、ポスター発表、ワークショップなどが行われ、シンポジウムでは、欧米の科学教育研究者も招聘されていました。
 
国際的な教育調査であるPISA調査の科学分野では、
「科学の知識(knowledge of science)」、「科学についての知識(knowledge about science)」の評価に焦点が当てられてきました。
我が国のカリキュラムでは後者への対応が遅れており、加えて、後者を享受する有効な実践は世界を見てもまだ多くありません。
そこで、本ワークショップでは、日本におけるサイエンスコミュニケーションを牽引する実践者がそれぞれの先進的な事例の報告を行いました。
 
長沼さんの果たした役割は、
指定討論者として、紹介された事例を複数の軸(含まれる科学活動、分野、対象、コラボレーションの有無など)に沿って整理した上で、
主に長期的な教育効果および人材育成・人材確保の視点から、これらの事例の現状及び実践・研究としての発展可能性に関しての議論を促しました。
その中で、実践者の中からも、自身の実践の振り返り及び改善のための「評価」の必要性に関して改めて今後の課題としたいとの意見が上がりました。
 
長沼さんは指定討論者としての務めを立派に果たし、有意義なセッションとなりました。