国際連合食料農業機関FAOと学生派遣にかかる協定締結
2014年9月22日(月)イタリア、ローマの国際連合食糧農業機関(FAO)の本部にて京都大学大学院総合生存学館とFAOとの間で学生派遣にかかる協定調印式が行われました。
本学館からは川井秀一学館長、FAOからは人事部Monika Almaier部長が出席し、学生派遣を通じた人材の教育・育成及び両組織の更なる連携・協力の展望について意見交換を行ったのちに、協定書に署名しました。
同協定書では、最大1年間の学生派遣を可能とし、各自の研究成果を社会へ展開すべくFAOの本部、もしくは、フィールド事務所において実践教育を遂行していきます。調査から政策立案、交渉、プロジェクト実行、成果発表等様々な業務に従事することを通じて、グローバル課題解決のための体系的な方法論を習得していくことが期待されています。
この協定に基づき、本学館からは2015年春から学生を派遣する予定です。この派遣を通じて、グローバル社会が抱える課題解決に向けリーダーシップを発揮できる人材の育成に大きく寄与するとことが期待されています。また、これを機に両機関の交流・連携をより一層促進、発展させていきたいと思います。