教育

STEP - 技術起業家養成プログラム (Science & Technology Entrepreneurship Program)

 大学発ベンチャーを支援するために、1998年以来、技術移転機関(TLO)やインキュベーション施設が数多く設置されてきています。しかし、コア技術をもつベンチャー企業をEarly stageからLate stageまで引き上げ、新産業の一翼を担うまでに育てられるのは、これらTLOやインキュベーション施設のみならず、大企業とベンチャー企業との共鳴場ネットワークを創らなくてはなりません。そのようなネットワーク形成の中継核 (コネクター) になりうるのは、たとえばベンチャーキャピタルのような資本市場のプレイヤーであるべきですが、残念ながら日本では資本市場が将来産業を見抜く力量(いわゆる目利き能力)を有していません。

 

 そこで、ビジネススクールこそがその中継核として企業間ネットワークのプロデューサーとなるべきと考え、私たちは本教育プログラムを立ち上げました。すなわち、この技術起業家養成プログラム (STEP, Science & Technology Entrepreneurship Program)  においては、起業に必要なスキルとフレームワークを教授し、実際に起業するまでのプロセスを指導するとともに、技術を市場化するための目利き能力を高める方法論をみずから見出すことを目的としています。

2011技術起業家養成プログラム (UCBerkeley,米国)

 第8回STEPは、2011年11月に、米国のシリコンバレーを訪問しました。UC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)のRobert Cole先生、Steve G. Blank先生のLectureを受け、新しいビジネスの立ち上げや、entrepreneurshipについて議論しました。また、シリコンバレーの企業やベンチャーキャピタル、コンサルティングファームを訪問し、現地で活躍する日本人と議論しました。さらにIntel社主催のビジネスプランコンテストであるIntel Global Challengeのsemi final、final Presentationに参加しました。一般公募した関西一円のビジネスパーソン、学生、教育者から選抜されたメンバーが参加。(ITECによるSTEP2011のページはこちら。)

2011技術起業家養成プログラム(シリコンバレー,米国)

Steve G. Blank先生を囲んで。2011年11月。
左から、中原(京都大) / 川角(Dauphine大) / 麻生川(京都大) / 飯野(Blank先生の著書の翻訳者) / 山口(同志社大) / 牛尾 / 山口(同志社大) / 木谷(京都大) / 堤(Blank先生の著書の翻訳者) / 大内(立命館大) / 熊谷(Bath大) / Steve G. Blank先生 / 金(立命館大) / 瀧本(京都大) / 辻(立命館大) / TANABE / 松本(同志社大) / 北林(同志社大) / 大崎 / 山本(立命館大)

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2010技術起業家養成プログラム (Univ. Cambridge,英国)

 第7回STEPは、2010年9月に、英国のケンブリッジ大学Institute for Manufacturingにおいて開催しました。一般公募した関西一円のビジネスパーソン、学生、教育者から25名が選抜されて参加。ケンブリッジ大学churcill collegeを拠点にケンブリッジのさまざまな企業・インキュベーション施設を訪問し、IfMにて講義および討論を行い、CTMフォーラムに参加しました。ケンブリッジにおけるイノベーションと、大学を中心とした産業集積の現状を学びました。(ITECによるSTEP2010のページはこちら。)

2010技術起業家養成プログラム(Univ. Cambridge,英国)

Hauser Forumにて。2010年9月。
左から、早崎(HMS) / 瀧本(京都大) / 佐藤 / 阿部(同志社大) / 木谷(京都大) / 麻生川(京都大) / 田村(京都大) / 中原(京都大) / 熊谷(Bath大) / 酒井(同志社大) / 三浦(同志社大) / 山口(同志社大) / Amin(同志社大) / 藤原(立命館大) / 石井(立命館大) / 吉居(立命館大) / 牧野(同志社大/アステム) / 吉武(立命館大) / 溝口(立命館大) / 更田(アステム) / 川角(Dauphine大)
前列 山口(同志社大)

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2009技術起業家養成プログラム (UCBerkeley,米国)

 第6回STEPは、2009年11月に、米国のカリフォルニア大学バークレイ校Haas School of Businessにおいて開催しました。一般公募した関西一円のビジネスパーソン、学生、教育者から20名が選抜されて参加。サンフランシスコを拠点にシリコンバレーのさまざまな企業・研究所を訪問し、バークレイにて講義および討論を行いました。シリコンバレーのアントレプレナーシップと、競争を勝ち抜くための価値創造へ向けての取り組みを学びました。(ITECによるSTEP2009のページはこちら。)

2009技術起業家養成プログラム(UCBerkeley,米国)

Googleにて。2009年11月。
前列左から、石井(立命館大) / 麻生川(京都大) / 山口(同志社大) / 中田(同志社大) / 木谷(京都大) / 伴(関西学院大) /
2列目、牧野(アステム) / 瀧本(京都大) / 藤本(同志社大) / 佐伯(同志社大) / 中原(京都大) / 早崎(HMS) /
3列目、更田(アステム) / 玉城(コンサルタント) / 吉居(立命館大) / 中江(同志社大) / 平野(ケンコーコム) / 野田(セラピスト) / 宗像(MUNAZO)

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2008技術起業家養成プログラム (Univ. Cambridge,英国)

 第5回STEPは、ISIS2008(イノベーション戦略シンポジウム)との共同開催で、2008年9月15日から17日にかけて、英国のケンブリッジ大学 Hitachi Cambridge Laboratory / Microelectronics Research Centre / Cavendish Laboratoryにおいて開催しました。24名の方々(うち6名が日本から)が参集してくださいました。

 初日の15日は、シャープ・ラボラトリーズ・ヨーロッパの副社長の湯浅貴之さん、東芝ケンブリッジ研究所副所長の佐田豊さん、そして日立ヨーロッパCTOの都築浩一さんに講演をしていただき、さらに1時間ほど会場とお三方のあいだでディスカッションをして三社三様のイノベーション経営のちがいを議論しました。

 午後は、キャノン・ヨーロッパ、日立中央研究所、日立ケンブリッジなどでの研究の実際を現場の研究者(それぞれ上里泰生さん、河野美由紀さん、半村清孝さんら)が話してくれたあと、山口が1時間の講義+30分のディスカッションを行いました。

 16日は、明治大学の阪井和男さんに、「共鳴場とは何か」について講演していただきました。創造性の起源から教育イノベーション、さらにはマーケティングまでを、イノベーション・ダイアグラムで解き明かす講演には感動しました。

2008技術起業家養成プログラム(Cambridge,英国)

キャベンディッシュ研究所にて。2008年9月。

前列左から、本間(読売新聞) / 栗山(学研) / 仲林(メディア教育センタ) / 都築(日立ヨーロッパ) / 山口(同志社大) / Humberstone(TTP) / 阪井(明治大) / 上里(キヤノン・ヨーロッパ) / 湯浅(シャープ・ヨーロッパ) / 佐田(東芝ケンブリッジ)。

2列目左から、半村(日立ケンブリッジ) / 河野(伊藤忠/日立中研) / 高橋(日立ベルギー) / 國井(東工大) / 青野(茨城大) / 掛本(東工大) / 片岡(ケンブリッジ大) / Stewart(ACA) / 吉松(キヤノン・ヨーロッパ) / Lloyd George (Lloyd George Management) / 永谷(ネットマン) / 井上(大阪産大) / 紅林(ケンブリッジ大)。

ISIS2008, STEP2008 プログラムはこちら

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2007技術起業家養成プログラム (UCBerkeley,米国)

 第4回STEPは、21世紀COEプログラムからの支援を得て、2007年7月から8月にかけて、米国のカリフォルニア大学バークレイ校Haas School of Businessにおいて開催しました。一般公募した関西一円のエンジニアから22名が選抜されて参加。週の前半は、バークレイにて講義および討論。週の後半はサンノゼに居を移し、シリコンバレーのさまざまな企業を訪問しました。(ITECによるSTEP2007のページはこちら。)

2007技術起業家養成プログラム(UCBerkeley,米国)

UCバークレイにて。2007年8月。
前列左から、松本 / 林 / 佐々 / 伴 / 辻野 / 内田 / 飯塚 / 石本 /
2列目、堀部 / 高田 / Payet / 貴島 / 山口 / Isaacs / 久野 / 寺川 / 菅 / 妹尾 /
3列目、佐野 / 土居 / 岡本 / Wang / 奥谷 / 中森 / 若林 / 森田

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2006技術起業家養成プログラム (Univ. Cambridge,英国)

2006年9月に、英国のケンブリッジ大学Institute for Manufacturingにおいて開催しました。21世紀COEプログラムからの支援を得て、実現しました。一般公募した関西一円のエンジニアから23名が選抜されて参加。午前中は、広義および議論。午後は、ケンブリッジ周囲にあるベンチャー企業を訪問し、ケンブリッジ現象について深く学びました。(ITECによるSTEP2006のページはこちら。)

2006技術起業家養成プログラム(Univ. Cambridge,英国)

Cavendish Laboratoryの前にて。2006年9月。
後列左から、郡司 (同大院工) ・松下 (DBS / アストラゼネカ) ・更田 (アステム) ・池田 (オムロン) ・武内 (デンソー) ・川端 (会計士学校) ・川本 (同大院法科) ・若林 (村田機械) ・山本 (松下電 器) ・西本 (武田薬品) ・飯島 (ダイキン) ・足利 (同大院総政) ・井上 (ITEC / スタッフ) ・平竹 (アステム)
前列左から、岩崎 (P&G) ・吉居 (DBS / 日本IBM) ・五十嵐 (DBS) ・パイエ (ITEC事務長 / スタッフ) ・金岡 (関西テレホン) ・山口 (DBS教授 / ITEC副所長 / スタッフ) ・伴 (ルネサス) ・中島 (IBM) ・飯塚 (JAバンク) ・村上 (神戸大) ・石本 (アルテグラス) 。


2006技術起業家養成プログラム(Univ. Cambridge,英国)

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2005技術起業家養成プログラム (EDHEC,フランス)

2005年9月に、フランスNiceのEDHECにおいて開催しました。経済産業省のMOTプログラム開発プロ ジェクトの一として採択され、800万円の予算を得て、計15モジュールの起業家養成コースを開発・実施しました。一般公募した関西一円のエンジニアから 15名が選抜されて、Niceで受講したほか、南フランスに点在する5研究機関 (IMRA, Hitachi Lab, TI R&D Center, IBM Innovation Center, Amadeus) でインターンシップを行ないました。その結果をもちより、R&Dマネジメントに関する研究をDBSにおいて行ないました。(ITECによるSTEP2005のページはこちら。)

2005技術起業家養成プログラム(EDHEC,フランス)

EDHEC  (Ecole Superieure de Commerce et Management)  にて。2005年9月。

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2004技術起業家養成プログラム (UCLA,米国)

2004年11月から12月にかけて、DBSおよびロサンゼルスのUCLA等において開催しました。経済産業省MOTプログラム開発プロジェクトの一と して採択され、2500万円の予算を得て、計60モジュールの起業家養成コースを開発・実施しました。一般公募した関西一円のエンジニア等64名が参集 (写真上) 。 うち24名 (その内12名がDBS学生) がビジネスプランに基づき選抜されて、ロサンゼルスで受講したほか、数多くの研究会をもちました (写真下) 。この結果、多数 の起業家が輩出されました。

2004技術起業家養成プログラム(DBS,日本)

同志社ビジネススクールにて。2004年11月。

 

2004技術起業家養成プログラム(UCLA,米国)

UCLAアンダーソン・スクールにて。2004年12月。

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