京都大学大学院総合生存学館(思修館)

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ニュース 国際開発研究会「SDGsの意義」を開催しました。

        ▼JICA戸田上級審議役

 

講演の様子▲        

        ▼意見交換会

 

終了後▲        

2019年2月15日(金)、総合生存学館国際開発研究会において戸田隆夫 国際協力機構(JICA)上級審議役より「SDGsの意義」と題して講演いただきました。国際社会が共通の目標を設定する歴史を振り返りながら、SDGsの特徴、「対象が途上国だけではなく先進国にも広が」り、その目標もMDGsの「貧しい人を半分にする」から「不幸な人をなくす(No one left behind)」に転換することで、その取り組みは、より大きく幅広いものとなり、それだけに実現には困難が伴うことが語られました。
 
意見交換の時間では母子手帳の意味やモノの情報化など、日本が培ってきたノウハウを海外でどのように発展させ、SDGs達成に向かうかということにも焦点が当たりました。
 
「避けられる死を徹底的に避けたい。それを避けるためには、知識、そして知識を行動にうつせる勇気が必要」というメッセージは出席者に強く印象を残しました。
 
戸田上級審議役を迎えての研究会は、出席学生にとって今後の進路やSDGsの意義を考える大変素晴らしい機会になりました。

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