京都大学大学院総合生存学館(思修館)

EN

menu

ニュース 思修館プログラム履修第一期生が「ジョゼ・グラツィアーノ・ダ・シルバ国連食糧農業機関(FAO)事務局長講演及びジョブ・セミナー」に登壇しました。

▲(ジョゼ・グラツィアーノ・ダ・シルバ国連食糧農業機関(FAO)事務局長講演及びジョブ・セミナー第二部にて)
チャールズ・ボリコ 国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所長と共に登壇する白石氏

        ▼FAOでのインターンシップの経験について講演

 

白石晃將氏▲        

 

思修館プログラム履修第一期生・京都大学博士(農学)であり,現在,外務省経済局経済安全保障課に勤務する白石晃將氏が,5月10日(水)上智大学にて開催された,「ジョゼ・グラツィアーノ・ダ・シルバ国連食糧農業機関(FAO)事務局長講演及びジョブ・セミナー」の第二部で登壇し,チャールズ・ボリコ 国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所長による紹介のあと、自身のFAOでのインターンシップの経験について講演を行いました。白石氏は,思修館プログラム履修時,「海外武者修行」として,FAO本部・Food Safety and Qulity Unitにて一年間のインターンを行っております。白石氏は講演の中で,FAO本部で担当した「遺伝子組み換え食品の安全性評価に関わる業務」について説明し,その中での専門家とのやりとりに大きなやりがいを感じ,また,国レベルの公式な情報を扱うことで高い使命感を獲得できたと述べました。さらに白石氏は,「同年代を含めた国際社会での人脈形成は,インターンで得られる大きなメリットの一つだ」と強調し、参加した大学生からも「非常に有意義な体験発表であり、これから国連を目指す若者に大いに参考になる講演だった。」という声をいただいた。
本イベントの様子は,NHKのウェブニュースでも取り上げられ,白石氏は記事の中で「外務省の職員」として取り上げられています。
 
総合生存学館・思修館として,このような卒業生の活躍は非常にうれしいことであると同時に,プログラムの一つである「海外武者修行」の重要性が改めて認識されました。今後も,卒業生の白石氏には大いに活躍してくれることを祈念しております。
 
なお、京都大学は2016年6月にFAOと包括協定を締結しており、この日はFocal Pointの山敷庸亮教授が式典に参加し、式典後のイベントでダ・シルバ事務局長に挨拶をしました。
 
【参考】
・上智大学HPでの当イベント広報
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/event/2017/5/event_2460/20170510fao?kind=0&id=41198 
・NHKウェブニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170510/k10010976411000.html?utm_int=news-business_contents_list-items_006
・京都大学とFAOの間の包括協定締結
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/events_news/department/seizongaku/news/2016/160614_1.html  

京都大学大学院 総合生存学館

〒606-8306
京都市左京区吉田中阿達町1 東一条館1階
TEL 075-762-2001 / FAX 075-762-2277
MAIL info.shishukan@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp