京都大学大学院総合生存学館(思修館)

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研修施設「廣志房」アート①

最終更新日: 2017-09-19

研修施設「廣志房」では7点の美術品を展示しています。
研修施設「廣志房」の完成時に、Art Meets Peopleさんから美術品を寄贈していただきました。
 
日本文化の中心都市「京都」に培われ受け継がれてきた
多様な芸術と伝統を日々の暮らしの息吹に感じて、思索と学習に励む環境を創り上げるためです。
 
第一回目にご紹介するのは廣志房の玄関入ってすぐの展示作品です。

「遍照寺山広沢の池」
2013年
油彩画 40号
 
山添 耕治
京都市立芸術大学名誉教授
京都大学工学部、京都工芸繊維大学意匠科、大阪成蹊大学芸術学部、成安造形大学講師歴任
 
1961年  京都市立美術大学専攻科修了
1967年  サンフェルナンド美術学校(マドリッド)
      フレスコ画研究留学
      個展を中心に作品を発表
1982年  ミケランジェロ「最後の審判」より「選ばれし者」模写
     (京都府立総合資料館蔵)
1985-98年 フレスコ画による個展(ぎゃらりーSEI)
1996年  フレスコ画による個展(ウンジョンギャラリー/ソウル)
 
パネルによるフレスコ画と油彩による作品を制作している。
この手法の違いによってモチーフが異なる。
フレスコ画はその特徴である平面性の強い表現j効果によって抽象的形態の中に人物を融合させ、
人間の内面を描こうとしているが、油彩画では主として人工物を排除した樹林など自然の形態を
イメージとして内在化させ、造形性に迫る風景画を描いている。

京都大学大学院 総合生存学館

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